
今回は、主治医が見つかる診療所で放映された「認知症にならないスペシャル」の最後です。
前回登場の、認知症の名医である奥村医師が実践する効果抜群の認知症を予防する脳育法を紹介します。
認知症を予防する脳育法
奥村医師が、自分でも体験して推奨されている脳育法がこちらです。
1.意識的にデコボコ道を歩く
自然豊かなところで、四季の移り変わりを感じて行うウォーキングが脳育にとてもいいです。
ウォーキングマシン等は、身体にはある程度いいですが、脳は元気になりません。
石ころとか木の根っこなど、デコボコしたところを足の裏で感じることで脳が元気になるんです。
舗装されていないようなデコボコ道でもOKです。
脳がバランスを取るように働き、同時に足の裏が刺激されて脳の活性化につながります。
脳が元気になるには、花の香りを楽しんだり自然に囲まれているところで、私たちの中に眠っている五感を踊らせるようなところでウォーキングや散歩をするのがいいようです。
2.普段から五感を刺激するように心がける
自然の中で光を浴びる、花の匂いをかぐ、鳥の鳴き声を聴くことによって、五感を刺激して脳が活性化します。
必ずメモを取る
手で書くこと自体が脳を活性化させます。
人間は二足歩行をすることによって脳を進化させてきたので、手を使う、手で書くという行為が脳を活性化させることになります。
スマホでメモを写真に撮ったりしていませんか?
それだと脳が活性化しません。必ず手で書くことが大切です。
物事はキリの悪いところでやめる
もう少しでゴール!という所で引き返した方が、今の出来事が脳に深く刻み込まれます。
→中途半端法
まとめ
認知症は臭神経から一番にやられていくことがわかっているので、まずは特に2の臭覚を刺激することをおススメします。
臭覚の衰えが認知症のサインになる場合もあります。
嫌な匂いほど分かりにくくなりますので、そんな傾向が見られたら要注意です。
散歩やウォーキングはできるだけ自然の中で行い、足の裏から、そして五感で自然自体を感じることが認知症の予防にもなるようです。
何でも機械に頼らず、自分の足で自然に溶け込むことが脳の活性化にいいようです。